選ぶのは自分ではなく、相手の女性にある
↓前回の記事、「心構え・その1」を踏まえたうえで、
もうひとつ大事なことがあります。
それは「選ばれる男になろう」ということ。
選ばれる男
以前、あるナンパ師に出会いました。
その彼は特段カッコいいわけでもなく、背も低く、
見るからに普通の男性なのに、抜群の成功率を誇っていました。そこで彼に、どうやって女性を選んでいるのか聞いたところ、「いや、選んでないですよ。向こうが選んでくれるんですよ」という答えが返ってきました。当時はなんてカッコつけた奴だなどと思いましたが、これ、よくよく考えてみると、ものすごいことだと気が付いたんです。
そもそも自然界ではオスが求愛行動をして、メスが気に入れば受け入れられる。僕はAV監督になる前のテレビ助監督時代、中米のコスタリカに1ヶ月くらい滞在したことがあるんですが、そこに棲息するオナガセアオマイコドリは、オスがメスを見つけたら羽を広げて踊るんです。タンチョウ鶴もそう。身近なところでは猫も選択権はメスにあります。
この自然の摂理を、例のナンパ師は実践していたのです。
昔やってたTV番組『ねるとん紅鯨団』ではないけれど、僕らは女性の目の前に立って「お願いします!」と手を差し伸べることしかできない。自分を受け入れてくれるかどうかは、あくまで女性が決めること。ならば必然的に、男性は職場だろうが喫茶店だろうが道端だろうが、常日頃から「選ばれる男になろう」という意識を持っておくことが重要なのではないでしょうか。
心構え・その1で話した「女性を女性として扱う」についても、「選ばれること」が前提にあれば、相手の女性に先んじて自分から好意を発動し、プラスのイメージを与えることができる。要は選ばれるための土俵に乗ることができるのです。
肝心の選ばれるための方法については追々説明しますが、ここではまず、選択権があるのは男性ではなく、あくまで女性の方なのだということを肝に銘じておきましょう。