会話力に性格は関係ない

ひょっとして、会話力やコミュニケーション能力って、「元からの性格」によるものと思ってませんか?

もし、そう思っているなら、それは大間違いです!確かに、世の中には、話すことが得意な人もいれば苦手な人もいますよね。ではなぜ、同じ人間なのに、人によって大きな差ができるのでしょうか?先ほども言いましたが、それは、性格によるものではありません。

考えてみましょう。

例えば、お笑い芸人さんのように話すのが上手で、相手を楽しませる能力のある人と、話すのが苦手で、相手を楽しませる能力のない人、この二者の違いはなんでしょう。

この両者の違いは、ただ一つだけです。

話す練習をしているか、話す練習をしていないかの違いだけです。

当たり前ですが、人間は何に関し ても「練習」や「訓練」によって、「脳に経験」をさせながら「能力」が身についていきます。スポーツや語学だけではなく、会話力やコミュニケーション能力や人間力といわれるものまで、全て「練習」や「訓練」で身につくのです。

会話もコミュニケーションにも練習やトレーニングが必要

自分のことを言うと、今では大勢の人前でも楽しく長く話したり、二人の会話でも相手を楽しませることのできるよになりましたが、子供の頃の僕は、人の目を見て話せませんでした。おまけに緊張すると、言葉が出なくなったり、
どもったりしました。こんなことを言うと今の僕の周囲の人たちは誰も信じてくれませんが(笑)

いつから自分が人前でやたらと話せるようになったか考えてみると…30歳の時にAV監督を始めて何年か経った頃です。演出をしたり、出演女優さんと面接をしたり、スタッフに構想を伝えたり…こんなことをしているうちに、人前でベラベラと喋る自分になっておりました(笑)

これは、人間性や性格が変わったのではなく、「話す練習」をたまたまする機会があった…というだけのことです。

苦手なことは練習によってできるようにする。

これが何においても基本的なことですよね。自分のコミュニケーション能力が足りないのは性格だと思い込んでいるとしたら、それは間違いです。ただ、「練習」や「訓練」をした経験がないだけです。会話やコミュニケーションが
得意な人は人生のどこかで、「練習」や「訓練」をするしかない状況にあったのです。そして、結果的に会話やコミュニケーションの練習をすることになったに過ぎないのです。

ということは…もし、今のあなたが、会話やコミュニケーションを苦手と感じているとしたら…することはただ一つ。そうです!会話やコミュニケーションの「練習」や「訓練」をすればいいのです!!

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