「爽やか」でいるためにはどうしたら良いか?
「爽やか」でいるには、いつでも「気持ちを切り替えられる」ことが必要だということは、前回述べました。
では、「気持ちの切り替え方」はどうすれば良いか?
誰でも自分なりの「気持ちの切り替え方」があるでしょうし、いろいろな「方法」があって良いと思います。
ただ、もしアナタが「気持ちの切り替え」が難しいなら、これから僕の言うことを参考にしていただければ少しはお役に立てるかもしれません。
まず、気持ちの切り替える上でのキーポイントは……
頭の中にある「主観」と「客観」のカメラ
です。
例えば、自分が「寝転んで本や雑誌を読んでいた」ことを思い出してください。
その光景をビジュアルとして思い出したときに、以下のどちらで見えましたか?
- ①寝転んだ自分から見た本や雑誌の面が見えた場合
- ②寝転んで本を読んでいる自分さえも見えた場合
- ①で見えた人は、「主観」カメラで思い出してます。
- ②で見えた人は、「客観」カメラで思い出してます。
物事を自分のいる位置から見ていることを「主観」で見る、
遠くから引いて自分さえも見ていることを「客観」で見ると言います。
上記の例に関して、人によって、①で見える人も②で見える人もいます。
そして、意外にも僕の統計では、②で見える人の方が多いです。
不思議なことに、
自分が実際にいた位置=「主観」ではなく、まるで遠くからカメラで自分を撮影しているかのように「客観」で見える人が多いのです。
つまり、人間の脳には、実際に自分から見えている風景だけでなく、
遠くから引いて「客観」的に見る「イメージ力」があるということです。
この「イメージ力」を利用すれば、「気持ちの切り替え」はしやすくなります。
誰でも「主観」カメラと「客観」カメラを使い分けることができるのです。
そして、「主観」と「客観」は、目に見えること以外にも通用します。
誰の頭の中にでもある、この「主観」と「客観」のカメラを使うことで、気持ちが切り替わり、いつでも「爽やか」な状態で入れます。
次回は、その「主観」と「客観」のカメラの使い方をお伝えしますね。